カルタ職人の絵

カルタ職人の絵

古文書を絵からお伝えする新コーナー
「魅せる古文書」です。

文字嫌いの方は多くいらっしゃることと思います。
古文書は文字を読むものですから、
活字嫌いの方とご縁を結ぶのは難しいかもしれませんが、
絵から見る古文書というものを
ここではご紹介していこうと思います。

こちらはカルタ職人の絵。
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『彩画職人部類』という天明4年の古文書です。
説明書きには、1は虫の形、2~9までは数、
10は僧、11は騎馬、12は武将を描くとあり、
カルタを別名「加宇」「宇牟須牟」また
「南蛮図」と呼ぶともあります。

一見花札のようなカルタを作る様子は
なんとも趣がありませんか?

昔の風景をイメージするのは
文字からだけではたとえ日本人であっても難しいですから、
絵から得る情報は思う以上の効果があります。
やはり絵を見るとほっとしますよね。

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